高速使えば長距離ツーリング出来るんだけど。なんだか怖いし不安だなあ
高速道路が怖いって人多いと思います。怖いと思っている人の大半が一度も走ったことが無く、スピードが出てて怖いとかどうやって乗るのか分からないと言った経験不足、知識不足が原因です。
実際走ってみると、高速道路って信号はないし交差点や歩道など障害になるものが無いので運転に集中でき快適です。
高速道路について知って快適な長距離ツーリングを楽しみましょう!!
高速道路の基礎知識
最低速度
高速道路には最低速度が設定されており50キロ以下での走行は違反になります。
最高速度
最高速度は高速道路により異なりますので標識に従いましょう。
走行可能なバイク
高速道路(自動車専用道路)は125CC超のものが走行可能です。
高速道路での二人乗り
二人乗りは『20歳以上』『自動二輪の免許取得後3年以上経過』の2つを満たせば可能になります。
主要設備
インターチェンジ
インターチェンジとは一般道と高速道路をつなぐ出入り口です。基本的に有人料金所とETC専用レーンが設置されています。
スマートインターチェンジ
ETC専用のインターチェンジのこと。基本的に無人でETC車載器を搭載した車しか出入りすることが出来ません。普通のインターチェンジに設置されているETCと違い走行しながら通過することは出来ません必ずバーの前で一旦停止が必要です。まだ設置されている箇所は少なく誤って入ってしまう人も多いので注意しましょう。
【設置場所HP】NEXCO東日本/NEXCO中日本/NEXCO西日本/JB本四高速
ジャンクション
ジャンクションは様々な方面の高速道路同士が合流する場所です。合流箇所には料金所が設置されておりインターチェンジも併設されている事があります。料金所も複数あるため間違えないよう注意が必要です。
日本最大のジャンクション『垂水ジャンクション』下の画像の様に方面毎に料金所が設置されており、慣れないと間違えやすいです。左から姫路方面、垂水インターチェンジ、大阪神戸方面の料金所が併設されている。間違うと全然違う方面に行ってしまいます。
車の運転に慣れている人でも始めての場所だと間違えやすく急な進路変更等もあるので要注意。
オービス
速度違反自動取締装置とも呼ばれ走行車両の速度超過を記録するための装置です。画像は固定式のオービスで高速道路上だと約40キロ以上オーバーでナンバー、速度、運転者の写真を記録されます。40キロオーバーは1発免停となりますので撮られたら終わりです。固定式のものはカーナビなどで位置を教えてくれることが多いのでオービス付近は渋滞しがちです。
移動式オービスは神出鬼没で一般道の取締用として開発されましたが最近では高速道路のルーレット族対策などとして用いられたりもしています。取締速度は15キロ以上オーバーからとなります。
非常電話
非常電話は高速道路上には1キロごと、トンネル内は200メートルごとに設置されている。ケータイがあればあまり使う機会はないが、いざという時の為覚えておきたい。
非常駐車帯
非常駐車帯とは高速道路の路肩の幅が広くなっている場所を言います。画像のような緑の看板が出ていて救急、消防、警察等の緊急車両が停車する為の場所です。一般車両は基本的に使用禁止で事故や故障、ガス欠などのやむを得ない場合のみ使用が許されます。
サービスエリア・パーキングエリア
サービスエリアやパーキングエリアは高速道路上にドライバーの休憩や車のチェックのため、一定間隔毎に設置されています。駐車場に食事場所、トイレやガソリンスタンドなどサービスの内容は様々です。バイクの場合、疲労度も大きいのでこまめに利用していきましょう。二輪車専用の駐車場がある場合は利用し利用し、無い場合は四輪車用の駐車場を利用しましょう。
バイクで安全に走るために
出入口・料金所(ETC車載器なしの場合)
ETC車載器を搭載していないバイクの場合一般の出入口を利用することになります。一般の出入口の場合下の画像のようにチケットを取ったり料金を支払う作業が必要になります。自動車であればなんていうこと無い作業ですがバイクだと大変です。停車→グローブをを外す→チケットを取る→しまう→グローブを付ける→発進のように手順が多くあります。
まずは停止、信号待ちの停止とは違いチケットを受け取ったり料金を支払うために両手を離す必要があります。両手を離してもエンストしないためにはギアをニュートラルに入れる必要があります。しかし後ろから車が来ている状態だと焦ってうまく入らない場合もあります。そんな時は停車後一旦キルスイッチでエンジンを切るのも一つの方法です。作業が済んだらキルスイッチを戻しエンジンを掛けることでスムーズに発進が出来ます。
お金も事前に取り出しやすい所に用意しておきましょう。チャック付きのポケットやタンクバック等の取り出しやすくしまいやすい環境の準備が必要です。
出入口・料金所(ETC車載器ありの場合)
ETC専用レーンやスマートICの利用が可能です。料金所やチケット受け取りの手間がありませんのでスムーズに通過することが可能です。ただ、バイク用のETC車載器は車に比べ高価です。そして取付けやセットアップも認定を受けたお店で作業してもらわないといけないので工賃など費用がかさみます。ただし取り付けることでETC割引の恩恵を受けることも出来、高速を頻繁に利用するのであれば元が取れます。
合流
高速道路で本線に合流する場合、車の流れに乗れるよう短い距離で加速しなければいけません。合流前から車の状況をよく確認し速度調整やタイミングを計りましょう。
速度
速度は最低限、左車線の車の車の流れに乗れる程度は出しましょう。怖いからと行ってゆっくり走りすぎると煽り運転の標的となったり、無理な追い越しをされたりして逆に怖いです。流れに乗れれば快適に走ることが可能です。
追い越し
追い越しをする際はすり抜けはせず、右車線を使って追い抜きましょう。ウインカーで合図を出しミラーで後方確認。そして目視でも必ず後方確認をしましょう。目視で確認をすることでミラーで分かりづらい距離感を確認でき後方の車に対してアピールにもなります。
緊急停止
車両の故障や体調不良等走行が難しい場合は路肩や路側帯などに緊急で停車する必要が出てきます。そんな時には基本的に自動車の場合と同じで後方への表示義務があります。表示しなければ違反になるのはもちろん重大事故を防ぐためにも必要な装備ですので必ず準備しておきましょう。
※三角停止表示板についてはチューリッヒの「三角表示板(停止表示板)の設置は義務?」が参考になります。
右車線・左車線
片側二車線以上の場合、一番右の車線が追い越し車線となりなります。その場合、バイクは追い越しをしてもらう際に左車線を走っていれば良いの道路の左端による必要はありません。逆によると危ないので左車線の真ん中を走りましょう。
それと追い越し車線はその名の通り追い越し専用ですので追い越す車もいないのに延々と走り続けることは交通違反となるので注意が必要です。
※追い越し車線の詳細はこちら
間違えて高速に入ってしまったら
高速道路に間違えて入ってしまったら引き返す事は出来ませんのでとりあえず料金所まで走りましょう。有人の料金所であれば職員さんに相談し指示を仰ぎましょう。無人の場合には発券機にインターホンが付いていたりどこかしらにインターホンが付いている可能性が高いのでそちらから連絡をして指示を仰ぎましょう。
まとめ
ここまで高速道路について書いてきましたが多少は高速道路へのイメージが変わりましたでしょうか?
私も初めて高速を走るまで不安いっぱいでしたが友人とキャンプに行く予定が合ったので高速について調べまくりました。
そして当日乗ってみて高速のイメージが怖い場所から快適で楽しい場所にガラッと変わりました。高速を走れる様になってからは長距離ツーリングも何のその。市街地を走るより余程楽になりました。
この記事がきっかけで高速道路への不安が少なくなれば幸いです。高速を使って楽しいバイクツーリングをはじめましょう!!
人気ブログランキング参加中です。
ポチッとしていただけると
ブログ更新の励みになります。
↓↓↓
WordPressランキング