従業員200人規模の中小企業で一人経理は可能か?大企業の経理との違いやメリット・デメリット

経理業務 その他

お疲れ様です。SORAGOです。

ただいま絶賛、一人経理実践中の私が中小企業経理の実体験を語っていこうと思います。

ちなみに私の経歴としては簿記の専門学校で簿記2級取得。

新卒で大手旅行会社の支店経理を3年、その後販売・企画部門を10年ほどといった感じです。

現在は転職で中小企業でひとり経理をやっています。

スポンサーリンク

中小企業の経理業務

日次業務

日次の業務としては日々のお金の動きを確認・記録をしていきます。経費の支払いや入金のチェック、伝票の作成などが主な業務です。伝票作成は経理システムを利用しパソコンで整理していきます。

月次業務

月次の業務としては月間の売上などの整理業務となります。各部門から提出される売上や経費のデータをまとめ、月間の売上や利益を算出していきます。給与計算や、税金、保険料の計算もあります。月次決算書類作成(PL、BS、TL、キャッシュフロー)がメインです。決まった期限までに数字を確定させる必要があるため月末月初は忙しくなります。

年次業務

税金計算・支払い、年末調整、年次決算書類の作成など、株式会社であれば株主総会用の資料作成などです。

決算業務

決算業務は一定期間の数字の見直し整理を行うことです。四半期決算、本決算などです。3ヶ月や1年ごとの数字を確認・修正等するため忙しくなりがちです。

大企業経理との違い

大企業の経理は担当がはっきり分けられるので、上記に記載した業務を細分化し部分担当をすることとなります。

支店等の経理であれば日々のお金の出し入れや伝票の作成等を担当し、本社経理がそれを取りまとめて決算書類を作成するなどといった感じです。

個人の仕事としては一部でいいので単純化できます。

自分が作成したものを別の担当者にチェックしてもらえるといったメリットがありますが、一部分しか担当しないため全体の流れを理解しづらいデメリットもあります。

一人経理のメリット

自分のペースで仕事が出来る

月次などの期限さえ守れるのであれば、日常業務については誰に文句を言われることなく業務を進めることが出来ます。

経理担当者としてのスキルがあがる

一人だと日々の入出金や伝票作成から最終的な利益算出まで自分でやることが出来ます。流れを理解することで経理としての知識や経験を積むことが出来ます。

転職に有利

もし転職をするとなった場合に経理業務全般を担った経験者は有利です。大企業等の場合であれば専門職のような人はいますが全体を把握できている人は少なくアピール要素となるでしょう。

一人経理のデメリット

誰にも頼れない

何か分からないことがあっても自分一人で解決する事となります。チェックも自分でする必要があるので間違いが出た場合に気づきにくいです。

休みづらい

一人しかいない為、決算などの期限が近いと休みがとりずらく、体調管理にも気を付けなければならないです。

情報収集・勉強が大変

最近であればインボイスや社会保険料率の変更など随時変わっていく法律などに気を配らなければならなく業務時間外などでも勉強が必要です。

一人経理の問題点の解決策

社内の人間関係を良好にする

一人経理をやる場合、各部門からの資料などを迅速に提出して貰う必要がありますし、制度の改定のときには社内ルールを変更する必要もあります。

そんなときに人間関係が微妙だと、また経理が偉そうにと非協力的になられて仕事になりません。

普段なんでもないときから助けれることは助ける。

会話を良くする等の土壌作りが非常に大切です。

これが出来ているかどうかで業務のやりやすさが大きく変わってきます。

悩んでいるときには愚痴を聞いてもらったり聞いてあげたり積極的にコミュニケーションを取っていきましょう。

一人でもダブルチェック出来る方法を考える

一人だとダブルチェックをするとしても自分自身でするしかありません。

ただ同じ人間が同じやり方でダブルチェックをしても、間違いには気づきにくいですので同じ答えを別のやり方で算出する方法を考えておくと間違いを見つける確率がグッと上がります。

同じ書類でも下から読んで見る。

逆算してみるなど、Excelで式を組んで答えの照合ができるようにしておくのもいいでしょう。

会計システムの導入

もし会計システムを導入していないようなら導入をおすすめします。

データの入力がCSVなので一括登録出来データの様々な分析も容易になります。

2024年からは電子帳簿保存法も開始されるので会計データの電子保存も必須となりますのでこの機会に導入しましょう。

一部を外部機関に依頼する

経理業務は多岐に渡りますが一部を外部に依頼することで大きく業務改善がはかれます。

例えば給与計算などは社労士に依頼をする。

決算時の税金関係は税理士に確認をしてもらうなどです。

費用は多少かかってしまいますが、スポットでの契約であれば費用も大きくはありませんし、税金関係については専門的な知識に加え間違った場合のリスクもありますので費用以上の利益はあるかと思います。

専門家と契約をしていれば新たな制度の確認やチェックも出来ますし知識も付き精神的にも楽になります。

契約をしていない場合は上司に相談してみましょう。

一人経理にやめられては困るので対応してもらえると思います。

最後に

私の場合、転職で10年ぶりに経理の現場に戻って来ました。

大手企業で支店経理しか担当していなかった私は、決算書類や税金関係などの経験がなく不安な状態でしたが、入社当時は経理の先輩がおりその人について教えてもらっていましたが1年も経たないうちに退職をされ一人でやることになりました。

最初は出来るのかといったプレッシャーに負けそうになりましたが周りの人たちに悩みを聞いてもらったりお手伝いしてもらいながらもなんとかやっています。

一人でやるようになって業務量は増えたものの経理業務への理解が深まるため、自分の成長を日々感じています。

一人経理は大変なことも多いですが、その分学ぶことも多いです。

もしあなたが今そのような状況にあるのであればチャンスとらえ将来の一人前の経理マン目指して一緒に頑張りましょう!

/* Pinterest保存ボタン */
タイトルとURLをコピーしました