二郎系といえば山盛り野菜に極太麺が印象的なラーメンです。
見た目からTHE男のラーメンといったのが二郎系のイメージだったのですが昨年10月にオープンした『麺屋104(とし)』はそんなイメージをブチ破ってくれます。
見て下さいこの見た目。
一見するとラーメンなのかどうかも分からない。
ましてやこれが二郎系だなんて言われなきゃ分かりません。
お店はJR野田駅から徒歩5分ぐらい大通り沿いを歩きちょっと路地に入った所にあります。
店の正面はこんな感じ。
店名はのれんに小さく記載があるだけで中の様子はうかがえません。
中に入ってみるとカウンター席が10席ほど。
カウンターのみのお店にありがちな通路の狭さやカウンターの狭さはまったくなく広々としたスペースが確保されています。
お店は男性の店員さん2名で切り盛りされていて愛想もよかったです。
メニューはカウンター前に貼り付けられています。
店員さんのおすすめは「牛ラーメン(1,100円)」+「牛アブラ飯&からあげげセット(490円)」とのことで注文することに。
ごはんや唐揚げは食べ切れなければパックでお持ち帰り出来るとのことでした。
メニュー横には二郎系らしくトッピングの注文方法が貼られています。
麺は「並盛り(200グラム)」ニンニク「あり」野菜「ふつう」牛アブラ「マシ」味の濃さ「からめ」で注文。
近くには「腹パンになって後悔して下さい。」の文字
期待が膨らみます。
しばらくすると到着。
写真で見るより大ボリュームです。
特に唐揚げはとんかつ並のサイズで揚げてあり大きくカットされています。
上にはカレーのパウダーがかかっており横にはマヨネーズと塩が添えられています。
お味はというと、表面サクサクで中はトロトロ。
からあげがトロトロってどういうことと思われるかも知れませんがホントにトロトロで始めての食感、マヨネーズと良くあいます。
続いて牛アブラ飯。
炊きたてご飯に近江牛の牛脂、鰹節、青ネギがまぶされ醤油がかけられています。
まずはそのまま。
さっぱりしてこれはこれで美味しいのですが、店員さんいわくスープを掛けると一変しますとのこと。
それは後のお楽しみにして先にラーメンをいただきます。
目を引くのがやはり中央のローストビーフ上には胡椒がパラパラ。
周りにはネギやニンニク、もやしなど様々な具材が。
奥に見える黒いのは魚粉らしくまずは混ぜずにスープを楽しんで下さいとのこと。
牛白湯のスープは初めてだったのですが牛骨を煮込んで作られた白いスープ牛の旨味が凝縮されていながらコッテリといった感じではなく飲みやすかったです。
麺は二郎系らしく極太で食べごたえがあるのでスープをあっさりめにしてるのかなと思いました。
魚粉を少し混ぜると味が魚介の香りも追加されこれまた美味しい(ノ≧ڡ≦)
ローストビーフは通常の量でもたっぷりのっていてそのまま食べてもいいしスープにしゃぶしゃぶして食べても美味しく頂けます。
ある程度ラーメンを味わったらスープを牛アブラ飯にかけてみます。
そしてそのままレンゲで一口、
うん?
先程はあまり感じられなかった牛脂が熱いスープで溶け出したのか牛脂の香りが香ばしく味も一変。
確かにこれは美味しい。
どんどん食が進みます。
食べ終わる頃には二郎系らしくホントに「腹パン」に(笑)
とても満足出来る内容でした。
今日は晩御飯はいらないかな。
初めての人や女性の方は麺の小盛りも出来るので最初はラーメン単品で様子を見るのがおすすめです。