ハゲ不可避と思っていた私が、『湯シャン』を8年続けた結果

シャワー その他
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湯シャンとの出会い

今回は湯シャンについてちょっと書いてみようと思います。

20代前半だった私は、家系的に絶対将来はハゲるんだろうなと思ってました。

でもこのまま何もせずハゲるのは嫌だな多少なりとも抗おうと思いシャンプーでしっかり洗って食生活にも気を付けていました。

それでも朝起きれば髪はベタついてぺたんこな日々。。。

やっぱ遺伝には抗えないのかなと思いつつ育毛関係の本を読みあさってました(笑)

そんなときに出会ったのが宇津木龍一さんの『シャンプーをやめると、髪が増える 抜け毛、薄毛、パサつきは“洗いすぎ”が原因だった! 』でした。

まずタイトルが衝撃的だったのを覚えています。

シャンプーをやめる??

ただでさえベタついてぺたんこなのにやめる?

いやいやありえん。

「髪が増える?そんな訳あるか、余計抜けるわ。」

なんて思ったのですがレビューを見るとめちゃめちゃ良い。

当時でも4点以上ついてました。今も☆4.3です。

こんなに良いのなら読むだけ読んでみるかと思い購入。

湯シャンの理屈と方法

宇津木さんの言う『湯シャン』のやり方はざっくり以下の2つ。

  • 風呂に入る前に動物の毛のブラシで汚れをしっかり落とす。
  • ぬるま湯でしっかり洗う

これだけです。

これで良いのか?

曰く、頭皮の汚れはたいていお湯で落ちるそうです。

頭皮の汚れといえばホコリ、フケ、皮脂です。

ホコリやフケはブラッシングをすることで浮き上がらせる事が出来ます。

まぁこれは分かる。

でも皮脂は?

皮脂といえば要は油です。

よくよく考えると、お皿の油汚れを考えるとわかりますがお湯を掛ければ綺麗になります。

しかも人間の出す油なんて料理の油ほど多くないし粘っこくもない。

そう考えればお湯で落ちると言うのも道理です。

それは分かったが油を落とすのが目的ならシャンプーで洗えば早いし、しっかり落ちる香りも良いしスッキリするじゃないか?

と思ってしまうのですが、そこが落とし穴です。

人間の油はなぜなぜ出るのか?

それを考えないといけません。

油は伊達や酔狂で出てるわけじゃありません。

皮脂は必要だから出てるのです。

頭皮だって皮膚です。顔や手と同じです。顔や手だって洗いすぎるとガサガサになります。

食器洗いを洗剤でおこなうと手はガサガサになります。

シャンプーは基本的に洗剤と同じです。

顔や手、身体を洗剤で洗わないのに頭だけ洗剤で洗ってるような異常な状態です。

シャンプーは必要以上に油を落とします。

洗った直後は気持ちよくスッキリしますが必要な油もすべて落としているわけですから頭皮は溜まったもんじゃありません。

すぐに必要な油を補充します。

でも翌日にはまたしっかり洗い流される。

また補充する。

シャンプーをするとこれの繰り返しになります。

すると身体は今の生産体制じゃとても間に合わんと皮脂腺を巨大化させ大量の皮脂を生産出来るように体質を変えていきます。

皮脂が大量生産されると髪はベタつくのでさらにシャンプーでしっかり落とし2度洗いなんてこともやるようになります。

この悪循環でどんどん皮脂の量が多くなり毛穴が皮脂で埋め尽くされます。

油で埋まった毛穴から生えて来る髪は弱く細々とした物で抜けやすくなります。

これがシャンプーによって引き起こされる薄毛の原因だそうです。

ぬるま湯であれば皮脂を落としすぎることなく必要量を残して洗えると言うのが湯シャンの理屈です。

いざ、実践!

理屈は分かっても湯シャンの実践には勇気が必要です。

長年、シャンプーで洗うのが当たり前でそれが正しいと思って続けてきてるのですから当たり前です。

しかもハゲるのでは無いかと悩んでる人間にはハードルが高かったです。

実践して一気にハゲたら取り返しつかんぞ・・・・

と思いましたが、今だってベタベタのぺたんこ。

ダメもとでやってみよう。どっちみちハゲる運命だ。

まずはブラシを購入。※イノシシやブタの毛のブラシが良いらしいです。

とりあえず風呂に入る前にひたすら髪をとく。

このとき注意するのは頭皮に強く当てないこと。

触れるか触れないかぐらいでかる~くといていきます。

5分ほどやったら後は風呂で髪をぬるま湯でしっかり洗う。

確かに簡単。

でもやっぱりシャンプーに比べてスッキリ感は無いしまだベタついてる感じはします。

ただこれは本にも書いてますが湯シャンへの移行期間の通過儀礼。

今まで何十年もシャンプーを使って皮脂腺を巨大化させているのですから仕方がない。

一朝一夕じゃ身体は変わりません。

3ヶ月ほどは我慢しなければならないようです。

実際、この段階で耐えきれず挫折してしまう人が多いようです。

移行期間を乗り切る方法としては少しお湯の温度を上げてみる。

3〜5日に1回ぐらいは軽くシャンプーをする。

などです。

私の場合、月曜日だけはシャンプーをするようにしていました。

まあ最初のあたりはキツイです(笑)

でもやり始めてから湯シャンについて調べてみると芸能人では『福山雅治さん』『タモリさん』『YOUさん』『ローラさん』などがやっているそう。

湯シャンをしている芸能人一覧!モデル〜タレントなど有名人が多数実践!

芸能人でもやってるんだから自分もと思い移行期間を耐えしのびます。

私の場合1ヶ月ぐらいで湯シャンの感覚をつかめ変化が実感出来て来ました。

以外にお湯でも綺麗になるし朝のベタつきも少なくなり頭皮を触っても匂いも特に感じなくなりました。

半年もする頃には週イチのシャンプーもやめ、湯シャンのみに。

それでも髪のベタつきもなく、ボリューム感も出るようになりました。

約8年実践してみて

効果を感じてから30代になった現在も湯シャンは続けています。

シャンプーは基本しませんが整髪料を付けたときや散髪のとき以外使いません。

※髪がしっかりしてくると整髪料がなくてもボリュームは出ます。

使うのも界面活性剤が入っていない石鹸シャンプーを少量といった感じです。

今の感じはというと、、、シャンプーを毎日していた当時より髪が増えたような感じがしています。

ベタつきは完全になくなり冬場なら数日髪を洗わなくてもベタつく事はありません。

30代までにはハゲるだろうと思っていた自分からすると驚きの状態です。

そして最近You Tubeで宇津木先生のインタビュー動画を見ました。

そこではお湯すら使わず『水シャン』のほうが効果が高いとのことで現在は『水シャン』絶賛実施中です!

水なので寒い時期にはキツイかもですが慣れると頭はスッキリするし髪の調子もいい感じです。

薄毛に悩んでいる方、一度実践してみては。

シャンプー代もかからないし慣れれば最高ですよ!

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