為替予想は専門家を頼らない【投資家の心理を理解し危機をのりきる方法】

投資

2019年8月現在世界的に株価や通貨の暴落が起こっています。

発端はというとアメリカのトランプ政権が中国製品に関税をかけたりファーウェイの排除など、なりふり構わぬ形で中国を潰しにかかったことから始まった米中貿易戦争です。

この事によって大きな損失を出した人や、終わりの見えない争いに不安を感じている人も多いと思います。

私も過去何度もこの不安を感じていました。しかし今では特に不安を感じることもなく日々を過ごせています。

逆にチャンスじゃないかと思ってるぐらいです。今こんな感じでいれるのは長期的な視点をもって考えているからです。

これからその考え方について書いていこうと思います。

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なぜ大暴落で不安に感じるのか

大暴落で不安に感じる原因は株価や通貨の今後を予想することが可能だと思っていることとその予想が短期的である事が原因と考えています。

自分は上がるだろうと思って買っているのに下がるから不安に感じるのです。

予想が出来ると思っているからこそ資金もギリギリまで投資してしまい下がった時に大きな損失を出し再起不能となってしまうのです。

初めから予想なんて誰にも不可能だと思っていれば下がったところで『ほーそう動くのね、実に面白い』ってな感じでガリレオの湯川准教授バリに客観的な目線で見ることが出来ます。

予測が不可能な理由については前回の記事で書いていますので是非読んでみて下さい。

もしかしたら圧倒的な運の持ち主や局所的に予想が出来る人や団体があるのかもしれませんが一般人にはそんな事は不可能です。

予想が出来たとしたらそれはたまたま、偶然といった類のものと考えます。

私は初めから予想を放棄していますが、チャートや経済情報などに頼っていたころよりもパフォーマンスは確実に上がっています。

予想する場合と予想しない場合の違い

株価や通貨の価格の予想というのは売買の理由づけに過ぎないと思っています。

予想が可能と思って売買する場合

1、なんの理由も無しに売買するのは不安だから何でもいいから根拠が欲しい

2、経済アナリストなどがそれらしい予想を語っていたり、自分でチャート分析をする

3、予想の結果上がりそう

4、根拠があるのでギリギリまで買ってしまう。

【結果】あがった場合は次も予想に頼り1から4を繰り返す。

上がるか下がるか2択なのでたまたま当たる事もあるでしょう。しかしその結果予想を過信しすぎると必ず最終的に下記の結果になります

【結果】予想を信じすぎて下がった場合、売る事が出来ず資金ギリギリなので大損失退場

いくら大儲けしても最終的にこうなってしまっては全く意味がありません。

予想なんて不可能と思って売買する場合

1、予想なんて不可能なのだから資金に余裕をもって売買を行う

2、下がったラッキー少し買おう

3、大暴落ラッキー少し買おう

【結果】損失はあるが資金量に余裕をもっているので退場せず、上がるのを待つことが出来る。

損してるじゃないかと思うかもしれませんが退場しない事これが重要です。

退場さえしなければ最終的には儲けることは可能 であると思います。

そう思う根拠を次に説明したいと思います。

株価・通貨の予想は出来ないが人間の心の予想は出来る

私は株価や通貨の予想は出来ませんが人間の心の予想は簡単であると考えています。

例えば過去130年の株価のチャートを見てみると右肩上がりに成長していることが分かります。

過去130年の間には大きな戦争や災害、世界恐慌などがいくつもいくつもありました。

日清戦争、日露戦争、韓国合併、第一次世界大戦、関東大震災、世界恐慌、満州国建国、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ブラックマンデー、ニクソンショック、湾岸戦争、バブル崩壊、阪神大震災、リーマンショック、東日本大震災

ざっと上げるだけでも今の米中経済戦争の比ではないような出来事が山のようにありました。

それでも株価は長期で見れば上がっています。そしてこれからも上がるでしょう。

なぜなのか、それは人間が存在する限りみんな豊かになりたいと思う心があるからです。

一般人だって、会社の社長だって、大統領だって誰も貧しくなりたいと思って働いてはいません。

豊かになりたいと思うからこそ戦争もするし、戦争後の焼け野原や震災後の崩壊した街からでも立ち直る事が出来、それまで以上の発展を遂げることが出来たのです。

トランプ大統領だってアメリカを豊かにしたいと思って動いているはずですし中国だって同じです。

株価が暴落している現状を良く思ってる訳がありませんので必ずどこかで手を打ちます。それが何週間なのか何ヶ月なのか何年なのかは分かりませんが人間が存在している限り上向くことは間違いないと思っています。

リーマンショック時に退場せずに買う事が出来た人が儲ける事が出来ています。

退場してしまった人は損失を出しただけで終わっています。

短期的な動きはちょっとしたことで上がったり下がったりするので予想は不可能です。

しかし長期的に見れば上がる。そう思っているのでいつでも買える資金を用意し無理なく買っていく。

大暴落は安く買えるチャンスそう思えるようになれば大暴落で不安になる事はなくなるでしょう

以上が私の考える大暴落時でも慌てず冷静にいれる方法です。価格の上下に動揺していれば私生活も仕事もうまくいきません。冷静な心を保つことそれが重要です。

次回は買うのは何を買うのがいいのかを書きたいと思います。 ここまで読んで頂いてありがとうございました。少しでも参考になれば嬉しいです。ありがとうございました。

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