投資の法則(株・FX)個人がファンドに勝つ為に【まずは失敗の条件と心理を考えよう】

投資

投資に成功するために必要な事それは失敗を知りそこから学ぶことです。

私自身、投資を始めて7年程になりますが何度も失敗を経験し痛い目にあってきました。

しかしまだ相場から退場せずまだ生き残る事が出来ている。

それは過去の経験を無駄にせず糧としてきたからだと思います。

この7年で学んだ、個人がヘッジファンドに勝つ為に必要なことについて書いていきたいと思います。

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投資におけるビギナーズラックはなぜ起こるのか

スポーツでもゲームでも投資でもビギナーズラックというのはあります。

なぜ素人が経験者に勝てるのかこれは相手が経験者であること、自分が素人だからこそだと私は考えます。

普通に考えたら素人が経験者に勝てるなんてありえないじゃないですか。

ただ単に運が良かっただけなのか?

私はそうではないと考えています。

私が初めて経験した投資は株でした。知識なんてものはほとんど無く勉強もほとんどせずに始めました。

初めて買ったのは株で総額10万円程でした。

初めての投資で購入した株はYahoo!の掲示板で評価が良かったので買ってみた感じでテクニカル分析など一切しませんでした。

しかしその株が私の現在までの投資人生の中で一番儲けを出した経験となっています。

その株は買ってから10日ほどたってぐんぐん上がり最終的に10倍程になりました。

これは偶然なのか?当時はこんな簡単に儲かるのかと思っていました。

その後もそこそこの額儲かっていたのですが徐々に損を出したり少し儲かったりと低調なものになっていきました。

勝てなくなった理由は当時はよく分かりませんでしたが後々考えてみると思い当たる節がありました。

勝てなくなり始めたのは投資について勉強を始めたあたりからです。

なぜ勉強を始めてから勝てなくなるんだおかしいじゃ無いかと思われるかもしれませんがこれは間違いないと思います。

なぜ勉強することで勝てなくなるのか。それは、

勉強する=パターンにはまる

ということだからです。

相手のレベルが自分より少し上程度なら学ぶことで勝つことは可能だと思いますが相手のレベルが高ければ高いほど少し学んだ事によりパターンにはまり相手の手中に収まる事となります。

ビギナーズラックの正体、それは運などではなくパターンにはまらない行動がとれることです

勉強することでビギナーズラックの可能性を失う事になるのです。

テクニカル分析・ファンダメンタルズで勝てるのか?分析に意味はあるのか?

先ほど勉強することでパターンにはまり勝てなくなるといいました。

しかし勉強をしなければ永遠に上達しないしビギナーズラックに頼っていては安定して稼げないのではないかという意見もあると思いますし私もそう思います。

まず基本的な投資のルール買い方、売り方、ロスカットの基準、資金管理など分析系以外の事はしっかり学んでおく必要があると思います。

しかし投資の勉強というと市販している投資本や教材などはテクニカル分析ファンダメンタルズなどについてメインに取り上げています。

この2つを学ぶことに意味はあるのかについて私なりの考えをまとめました。

テクニカル分析について

まずテクニカル分析についてですがダブルボトムがどうの移動平均線がどうの、この線をとこの線がクロスしたら上がるサインです。などと解説がしてあり確かにチャートを見るとそうなっているような気がします。

過去の傾向から割り出されていることなのである一定の理はあるかとも思います。

しかしこれには大きな落とし穴があります。

たしかに過去のチャートを見れば本に載っていることは正しいなと思いますがそれはあくまで出来上がったチャートを見て当てはめればという事であり実際動いている最中のチャートで見極めることはかなり困難です。

仮に見極めることが出来たとしても10回中10回見極めることが可能でしょうか?

かなり難しいと思いますが10回中9回見極めたとして1回でも逆に言った場合にあなたはすぐに判断を下し損切りすることが可能でしょうか?

上がる時だって一度も下がらず上がっていくわけではありません上がったり下がったりしながら上がっていくのです。

それが出来なければその一回で9回見極めた儲け分を失い資金も失うことになる可能性があるのです。

ファンダメンタルズについて

次にファンダメンタルズ分析についてですがこれは国や企業の経済状態の指標や世界情勢ニュースなどの事です。

国であれば経済の成長率や金利、財政収支、大臣の交代などによる方針転換などです。

企業であれば売上高や利益、負債や不祥事、決算発表などです。

簡単にいうとこういった情報をもとに上がるか下がるか予測しましょうという事なんですが個人が仕事もあるのにこんな情報収集をずっとしてらるでしょうか?

専門にやっている大口投資家やヘッジファンドよりも早く正確な情報を手に入れることが出来るでしょうか?

彼らは個人が手に入れる情報より詳細な情報を大量に早い段階で入手しています。

絶対に個人の投資家では勝てません。

もし仮に入手できたとして分析が出来るでしょうか?

国や企業にとって悪材料が出たからと言って必ず下がるとは言い切れません。

それが予測よりも悪くなければ逆に上がることだってあるのです。

プロだってこんな予測をするのは不可能です。

どうやったって世界中の人の心理を知る事が出来るわけがありません。

経済ニュースなどを見てみて下さい。事が起こった後になんだかんだそれらしい理由をこじつけているだけです。

結局は豊富な資金量で相場を変動させる事が出来るヘッジファンドや大口投資家がどのように考えるか次第なのです。

テクニカル分析やファンダメンタルズについては情報として仕入れる程度にし、頼りすぎてファンドの術中にはまらないようにしましょう。

個人がヘッジファンドに勝つためには

さてここからが本題ですが資金力・情報力・人員で圧倒的な力を誇るヘッジファンドに対し個人が真正面から対抗するのは容易ではありません。

ファンドは個人投資家が市販本や教材などで学んでいる内容など百も承知なので、普段いいように泳がせておき教材通りに動いて群がってきた個人投資家の逆を突き一気に個人投資家の資金を狩りっとっていく戦法です。

個人投資家がちまたに溢れるテクニカル分析やファンダメンタルを参考に動けば動くほどファンドから見れば刈り取るのは容易いわけです。

損小利大とよく言われますがこれも容易なことではありません。

損を小さくつまり早めに損切りをしなさいという事ですが実際目の前に損失が出ている状態ですぐに判断を下せるものではありません。

損切り後すぐに上がったりした経験をするといつか回復すると思って切りにくいものです。そうこうしているうちにとても耐えられる損金ではなくなりロスカットされ退場というのはよくある話です。

認めたく無いものです。自分が損をするなんて!

利大の方についても利益が出ているときに確定をせずマイナスになってしまった経験をしてしまうとなかなか待てずに早めに確定をしてしまうようになってしまいます。

以上が個人投資家が儲けられない仕組みです。

●ファンドは個人の動きなど手に取るようにわかる

個人は 損小利大 など容易に出来るものではない

この2点を前提に戦略を考えます。

エントリーするタイミングはいつ?

それはあなたが買いたいと思ったタイミングから1週間後です。

皆さん、自分が買ったら下がった売ったら上がったという経験あると思います。

それはファンドに行動を読まれているからです。買いたいタイミングで買ったと思って1週間待てばその後の動きを見てそのタイミングで買うよりより良い価格で買う事が出来るはずですし買うのをやめるというも出来ます。

よくこの価格だと高いだとか安いだとか掲示板などを見れば書いてありますが安いもありません自分の感覚で今だと思うところから1週間後がベストタイミングです。

逆に1週間後売りたくなった場合にはそこからまた1週間待つことです。絶対にその場で売ってはいけません。

資金量はどのぐらい必要か?購入額は?

資金量は多いに越したことは事はありませんが10万程度あればいいかと思います。また必ず余裕資金から出せる範囲でという原則は守ってください。

生活に影響がある程の資金だと冷静な判断が出来なくなります。

購入金額は証拠金維持率が500%を下回らない範囲程度で余裕をもって売買をする。

最初の売買で500%を下回らなければ余程の事がない限りはロスカットされることはありません。

売買後はどうすればいいのか?

売買後した後は基本的に放置です。週に1回ぐらい確認する程度でいいです。

売買後に指値で一応ロスカット直前のラインとかなり儲けが出るラインとで保有数量の半分ぐらいを決済するようにしておくといいかと思います。

あとロスカットの警告が来るメールはいつでも見れる携帯メールなどを指定しておくようにしましょう。

週1のチェックの際に下がってるから買い増しだと思ってもそれをするのは1週間後まで待ってください。これは最初の売買の時と同じです。

利益が出ていて決済したいと思ったときは2週間待ちましょう。

このやり方だと利益が下がる事もあるかもしれないし、放置し続けるける事になるかもしれません。

しかし再起不能になる可能性はかなり低いと考えます。短期間のトレードで売買をしていると神経はすり減り後々冷静な判断が出来なくなり普段の生活にも支障が出ます。

そんなことになっては元も子もありません。冷静な判断が出来る事が儲けへの近道です。

最後に言いたいこと

ここまで書いてきて私が最後に言いたいことは以下の3点です。

1、投資とは待つことが非常に重要。

2、個人投資家の行動パターンはすべてファンドや大口投資家にばれている。

3、普段の生活に影響のない余裕資金で投資は行い冷静な判断が出来なくなるような額を投資しないこと。

この3点を守り売買を行えば今まで自分が買うと反転してしまう言う人でも今よりは収支は安定してくるかと思います。

自分の思い通りいかないなら買うときも売るときも自分の思い通りにしないこれでヘッジファンドの思い通りになることは減るかと思います。

これは過去一気に儲けようと資金をどんどんつぎ込み大損した過去の自分への戒めでもあります。

ここまで読んで頂いた方が相場より退場せず、多少なりとも収支が改善することを祈ってこの文章を締めたいと思います。ありがとうございました。

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