『ふしぎの国のバード』 著者:佐々 大河 既刊8巻【連載中】
タイトルだけを聞くと、ふしぎの国のアリスのようなファンタジーな内容を想像してしまいますが、実際は19世紀に実在したイギリスの冒険家イザベラ・バードの物語となっています。
明治初期に日本を訪れたイザベラバードが、当時未開の地であった蝦夷(北海道)を目指した際の記録です。
当時の日本は開国をしたばかり、外国人が自由に旅行を出来るのは決められた港から最大10里(40キロ)まででした。
その為、当時の日本の内地の情報はほとんど海外では知られていませんでした。
イザベラ・バードはそんな時代に横浜で通訳として伊藤鶴吉(こちらも実在)を雇い日本人でも敬遠する内地ルートをたどり江戸を目指すのです。
外国人から見た当時の日本の生活が多く盛り込まれており、日本人から見ても江戸の文化が残っていた時代の生き方が知れてとても面白い作品です。
難しい内容ではありません、歴史や文化に興味のある方は是非!
※この漫画には元となるイザベラ・バードが当時記した「日本紀行」といった書籍もあります。漫画で興味が出た方は是非こちらも読んでみてください。さらに詳しく描かれていますよ。
【補足情報】2022年1月現在
コミック刊行ペース | 1年に1冊程度 |
連載雑誌 | ハルタ |
『東京卍リベンジャーズ』 著者:和久井健 既刊25巻【連載中】
主人公の花垣武道は26歳フリーター、どうしようもない人生に後悔しきりの人生を送っていた。そんなある日、中学時代の彼女が犯罪集団、東京卍會の争いに巻き込まれ死亡したことを知る。
臨死体験を切っ掛けにタイムリープの能力が開花した主人公は12年前に戻り、元凶の東京卍會を変えるべく奔走する。
この漫画の特徴は普通のタイムスリップとは違い自分自身が過去の自分に戻り人生をやり直すところ。東京卍會が犯罪集団へと変わる原因を潰していくのだが現代に戻ると事態はとんでもない方向に。
不良とタイムリープという異色の組み合わせでアニメ化、実写映画化、舞台化と着実に人気を伸ばしている作品。
【補足情報】2022年1月現在
コミック刊行ペース | 2ヶ月に1冊 |
連載雑誌 | 週刊少年マガジン |
『ワンパンマン』 著者:ONE・村田雄介 既刊24巻【連載中】
どこかの正義のヒーローをもじったようなタイトルだが内容は別物。タイトル通り主人公サイタマは並み居る強敵をすべてパンチ1発(ワンパン)で倒していく。
主人公意外はいたってジャンプの王道バトル漫画といった感じで死闘を繰り広げるのだが。。。
サイタマの登場で事態は一変、今までの漫画ではあり得なかった展開が待っている。
オリジナル漫画は『ONE』がWEBで公開しており、今作はリメイク作品になる。
「アイシールド21」の著者『村田雄介』が作画を申し出たことにより今作品が世に出た。
オリジナルからの設定変更もあるので、読み比べてみるのも面白い
原作漫画は現在も連載中でこちらから無料で読めます。
【補足情報】2022年1月現在
コミック刊行ペース | 1年に3冊程度 |
掲載サイト | となりのヤングジャンプ |
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