
バイクの任意保険て必要なの?自賠責入ってるから別にいいんじゃないの?
保険のサイトって難しい言葉使っててよくわからないし。
バイクの任意保険って色々意味わからない言葉多いですよね。
よく分からないし自賠責入ってるから任意保険はいいやって人も多いと思います。
それを表すようにバイク任意保険の加入率は2020年3月末時点でわずか44%にとどまっています。
でも任意保険て絶対入っておかないと大変な事になります。せっかくの楽しいバイクライフ、そして人生を台無しにしないために自賠責保険と任意保険の違いと必要性に付いて簡単な言葉で説明していこうと思います。
事故った時の賠償金
まず事故ったらどのくらい賠償金が必要かについて。
賠償金の考え方
賠償金は「慰謝料」「病院代等の実費」「休業補償」「逸失利益」等の合計です。
例えばあなたが人身事故を起こし、相手が仕事を休まざる終えなく得なかったとする。すると治療費の実費に加え休業補償も必要になり、月収40万の人が半年働けなけければそれだけで240万。
さらに後遺症が残って働けなくなれば残りの人生で損する額を補償しないといけなくなる。これを逸失利益と言い。相手の年齢が若ければ若いほど、年収が高ければ高いほど金額は莫大になっていく。介護が必要になれば更に上乗せされ億単位なんて簡単にいってしまう。
自分自身も怪我で働けなくなったりするかも知れない。

でもそんな時の為に自賠責保険があるんだから大丈夫でしょ。
では、本当に大丈夫か考えていこう。
※賠償金の金額が気になる人はこちらのサイトでシユレーションが出来ます。
自賠責保険とは
自賠責保険は原付であろうが大型であろうがバイクに乗るためには必須な保険です。
つまり強制保険なので入らずに乗ってると免停もありえます。
バイク購入時にバイク屋さんに頼めば手続きしてもらえます。
250CC以下のバイクであればコンビニでも簡単に出来ます。
251CC以上の場合はバイク屋さんでやってくれます。
保険料
排気量により異なり契約期間を長くするほど1年あたりの料金は安く済みます。
保険期間 | 125CC以下 | 1年あたり | 126〜250CC | 1年あたり |
12ヶ月 | 7,070円 | 7,070円 | 7,540円 | 7,540円 |
24ヶ月 | 8,850円 | 4,425円 | 9,770円 | 4,885円 |
36ヶ月 | 10,590円 | 3,530円 | 11,960円 | 3,986円 |
48ヶ月 | 12,300円 | 3,075円 | 14,110円 | 3,527円 |
60ヶ月 | 13,980円 | 2,796円 | 16,220円 | 3,244円 |
保険期間 | 251CC以上 | 1年あたり |
12ヶ月 | 7,270円 | 7,270円 |
13ヶ月 | 7,440円 | 6,867円 |
24ヶ月 | 9,270円 | 4,635円 |
25ヶ月 | 9,440円 | 4,531円 |
36ヶ月 | 11,230円 | 3,743円 |
37ヶ月 | 11,390円 | 3,694円 |
補償内容
自賠責の保証内容についてめちゃめちゃ簡単に書くと
相手を怪我させたり、死なせてしまった時に相手の人に対して多少のお金が出るだけ
具体的には傷害が120万、死亡が3000万、後遺障害が4000万です。賠償金の詳細を知らなければ充分足りるやろと思ってしまいがちなのですが先程の説明の通り全然足りません。
それに相手の車だったりガードレール壊しても1円も出ないし、もちろん自分のバイクも自分自身に対してなんてなんにもない。
相手が高級車だったらそれだけでウン百万の請求がきますし、社長さんを怪我させたり死なせたりしたら逸失利益がハンパないので多少のお金じゃとっても足りない事になります。
でも、あとは自分でなんとかしてねってことです。

ええっそれだけしか補償されないの!相手のモノ壊しても補償されないなんて思わなかったよ。
そうです。自賠責保険の補償って範囲がめちゃ狭くて気休め程度なんです。
任意保険とは
名前の通り任意なので別に入らなくても罰則はないです。
しかし上でのべた通り自賠責の補償だけではとても間に合いそうにありません。
そこで任意保険が必要になってくる訳です。
任意保険は様々な保険会社から様々なサービスが提供されています。
保険料
保険料は契約する保険会社、契約内容により様々ですが年齢や契約内容により異なるので1〜13万ほどとかなり幅広いです。一般的に年齢が若いほど高くなります。
※自分の保険料がどのくらいかかるかこちらのサイトから見積もりができます。これは一例としてチューリッヒのバイク保険ですが色々な保険会社で試してみて自分にあったサービスや料金を探すのがいいです。
補償内容
任意保険は複数の保険内容と特約から自分で必要なものを選んで契約することになります。
補償内容はいろいろとありますので主なものを簡単に紹介していきます。
相手に対しての保険
相手の怪我、後遺障害、死亡に対する補償。補償額は無制限が基本。
相手のモノ(車とか)に対する補償、ガードレールとか電柱なども含む。補償額は無制限が基本。
自分に対しての保険
自分の怪我や死亡に対する保険。補償金額は自分で選ぶ場合が多いです。
自分のバイクの破損に対する保険。補償金額は自分で選ぶ場合が多いです。
特約
特約とは保険の契約にプラスできるオプションで保険の内容を手厚くしてくれます。
相手に対しての特約
対物補償では壊したものの時価まで保証してくれる。ただビンテージカーとかだと時価以上に修理代がかかったりする。本来はその差額は相手の負担になる。でもそれじゃ相手も納得しないだろうから差額分も保証しますって特約。揉めたくなかったら付けといたほうがいい。
自分に対しての特約
相手との直接交渉が必要になった時に弁護士を雇えばその弁護士代を出してくれる。
盗難された時に費用を出してくれる。
自分の持ち物が壊れたときなどの補償。
ロードサービス
多くの任意保険ではロードサービスが無料で付いてくることが多いです。ロードサービスとはガス欠や故障などでバイクが動かなくなった時にレッカーなどしてもらえるサービスのことです。

対人、対物無制限なら安心だね。とりあえずそれだけでも入っておこうかな!
任意保険は無事故で保険料が安くなる
任意保険には等級があり、初めて保険に入った場合は6等級から始まります。等級は1〜20まであって事故をしなければ等級が上がり保険料が安くなっていきます。頑張って等級を上げましょう。
保険会社を変えても等級は引き継げる
等級は保険会社を変える場合も引き継ぐことが出来ます。引き継ぎ期間は7日以内と決まっていますが保険会社によりもっと短かったりするので確認が必要です。
家族間でも等級を引き継げる
配偶者、もしくは同居中の親族であれば等級を引き継ぐこともできます。父から子へみたいな感じです。父親のバイクと入れ替えに子供のバイクを購入する場合などです。詳細は保険会社に確認して下さい。
期間を空けても引き継げる
もうバイクに乗らないし保険解約するかってなったときも『中断証明書』をもらっておけば等級を10年間保存することが出来ます。同居親族にも引き継げるので息子が大きくなったらみたいな事もできますので解約の時は必ず確認をしておきましょう。

よーし等級上げて保険料やすくするぞー
125CC以下なら任意保険の代わりに『ファミリーバイク特約』もあり!
ファミリーバイク特約とは自動車保険の特約です。125CC以下のバイクが利用することが出来ます。家族であれば同居じゃなくても適用され何台でも借りたバイクでも適用される程、適用範囲が広いです。
特約料金
保険会社により異なりますが年間1万円ほど。年齢によって値段が変わらないので若い人にはかなりお得。複数台持ってる場合は更にお得になります。
補償内容
補償範囲は『対人補償』『対物補償』が基本でバイクの任意保険と同等の補償内容です。相手への補償がメインで自分の補償である「人身傷害保険」や「車両保険」などはつかない場合が多いです。
メリット・デメリット
【メリット】
- 料金が安い
- 何台でも利用できる
- 同居してなくても家族なら適用される
- 事故を起こしてもメインの自動車保険の等級に影響しない

【デメリット】
- 自動車保険に入っていないと利用できない
- 126CC以上のバイクに利用できない
- 補償内容が基本「対人補償」「対物補償」のみ
保険料を安くおさえたい
保険料金を安くおさえたい場合は下記のような方法があります。
- ネット販売の保険会社を選ぶ
- 125CC以下ならファミリーバイク特約を使う
- バイクに乗らなくなった家族の等級を引き継ぐ
まとめ
ここまで長々と説明してきましたが。任意保険には絶対入ろうというのが結論です。
バイクは非常に楽しい乗り物ですが一瞬の判断ミスで相手の人生も自分の人生も台無しにしてしまう可能性があります。突然の飛び出しで自分に非がなくても歩行者とバイクならバイクのほうが悪くなるのが常です。カメラがなければ全面的に自分の責任にされてしまう可能性だってあります。
そんな時、任意保険に入っておけばとりあえずお金の面では解決できます。
年間数万円、1日数十円から数百円で安心してバイクライフが楽しめるなら安いもんです。それも無事故なら年々安くなっていきますし、将来的に自分の息子や娘に等級を譲る事だって出来ます。
保険の等級はバイク乗りの腕の証、そして資産と思い育てながら安全安心なバイクライフを楽しみましょう!
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました!