カーブの曲がり方
発進・停止ギアチェンジが出来るようになれば次は外周走行が始まります。
もちろん教習は決められた敷地の中で行われるのでひたすらまっすぐ走るということは出来ません。必ずカーブを曲がる事になるのですが自転車のようにただハンドルをきればいいというものではありません。直線はギアを2速か3速に上げて走行しつつカーブ手前までにしっかりギアを落とし曲がるよう指示されます。
ギアとスピードを落とした後にカーブに突入するのですが自転車のように手の力だけでハンドルをきろうとするとバランスが悪くなってしまうのでバイクを傾きや目線が重要となってきます。この動画ではスムーズに曲がるために必要なセルフステアなどの技術について解説してくれているのでしっかり学んでおきましょう。
急制動
次は急制動です。急制動とは急ブレーキの事です。
加速をした状態で指定のラインの位置まで行きブレーキをかけ停止ラインまでに停止することです。
ブレーキをかけていいのは指定のラインからなのでそれまではスピードを維持しなければなりません。
多くの人がつまずくポイントでまず難しいポイントが加速をするための距離が短くギアチェンジを素早くしないといけないことです。
発進したらすぐに2速そして加速すぐ3速といった感じです。
3速まで上げたら指定の速度大体40キロぐらいまで加速そのまま指定のラインまで突入→ブレーキ→停止といった感じです。
ギアチェンジを習得しないと難しい項目です。
一本橋
一本橋、教習の中でも苦手とする人が多い項目です。
幅30センチ、長さ15メートル、高さ5センチの平均台の上を落ちずに渡りきるという項目です。
この項目には時間制限があり普通自動二輪で7秒以上、大型自動二輪で10秒以上かけて渡ることになります。
1秒早まるごとに5点減点となり、落ちれば失格です。
あまり時間を意識しすぎるとバランスを崩して落ちてしまいますのでまずは早くても渡り切ることを優先しましょう。
S字クランク&クランク
この項目はどちらも狭路を左に右に短い距離で曲がる項目です。S字の方が次の通りカーブが曲線なので難易度は低いです。ただのクランクはカーブが直角なので難易度が上がります。どちらも低速での走行になるのでバイクは傾けません。
パイロンに当たったり転倒すると即失格ですが足をつくだけなら減点で済むので転けそうになったら足をついて下さい。
スラローム
スラロームは一定間隔のパイロンの間を右に左にかわしながら通過します。よくテレビで白バイ隊員がやっているアレです。こちらはクランクと違ってスピードを付けて曲がるので車体を思いっきり傾けながら走ることになります。
この項目は時間制限があり普通自動二輪なら8秒以内、大型なら7秒以内に通過しないといけません。1秒超過ごとに5点減点になります。もちろんパイロンに接触すれば失格です。